無職になった思い
2022年1月、無職になった。
4月現在も、新しい仕事を探すことができず、ただ漠然と日々を過ごしている。
人生の長い冬休み。いつになったら春が訪れるのだろうか。
この期間、どんな気持ちで過ごしているかを残したいと思う。
■なぜ無職になったのか
前職で任されていた仕事は多少特殊なもので、いつか消えてなくなりそうな仕事だった。この仕事でずっと続けていくことに不安を覚え、何か新しいことにチャレンジしたいと思い、退職を決意した。
通常は次の仕事を決めてから退職することが正しいと思うが、前職が忙しく働きながら転職活動することが難しかったため、退職してから仕事を探すことにした。
■1月
無職になった。この瞬間はとても解放された良い気分だった。しばらくはゆっくり休んで、失業手当もらいながら次の仕事を焦らずに探せば良いと思った。
しかし、何もしていない自分に焦りが湧いてくる。中旬あたりから「就活しないと」といった気持ちが出てくる。まだ何がしたいかもわからないから漠然と就活サイトを眺めている。そうしているうちにメンタルがやられてしまった。
このような症状が襲ってきた。
・無職であることに対する劣等感
・社会から締め出された感覚
・仕事していないのに生きててごめんなさいという気持ち
・心臓が無駄にドキドキする
・ちょっとしたことで過緊張する
・スマホの通知でビクッとする
・眠りが浅い
・昼間は多少眠たいが、世間が働いているのに昼寝なんて申し訳ないという気持ちから頑張って寝ないようにしている
・頭痛がする
・胃が痛い
・なぜか声が出ない
■2月
少し体調が戻ってきたところで、就活をがんばってみたが、なかなか決まらず。気になる企業に応募して面接に辿り着いても落ちてしまう。この頃は少し散歩したり、外食してみたりとにかく少しでも活動しようという気持ちになった。
■3月
3月の前半まで就活を頑張ってみるが、決まらず。ハローワークの職員の方には応募者数が足りなさすぎる。もっとコンスタントに応募しないといけないと言われたが、あまり魅力を感じない企業に内定貰っても後悔するだけだから、その助言は聞かないことにした。自分の納得いく企業に就職したいと思っている。
3月の後半からは、給料は低くなっても自分のやりたいことを経験したいという気持ちが強くなり、派遣の仕事を探し始める。
■4月上旬
何も決められないまま漠然と過ごしている。一日中スマホを見ているので目が痛くなる。もうなんでもいいから仕事したいと思えるようになる。
現在、こんなにも何もしない時間が多いというのはかなり贅沢なことなんだなと感じているところ。人生一度あるかないかの貴重な自由時間。引き続き仕事を探しながらこの時間を満喫しようと思う。